『タロミア(Tallowmere)』レア度の高い武器や装備を手に入れて慎重に進んでいたのに、一瞬の判断ミスにより全て水の泡に!
ちょびっつ大人向けのゴアなドット絵がインパクト大な『タロミア(Tallowmere)』で、ダンジョンを果敢に進んでいる17歳以上(CERO D)の勇者の皆様、おはこんばんちは。
『タロミア』に純然たるストーリーは無いけれど、時折発生するランダム・イベントが刺激的。
冒険を初めて間もない頃には、大変な思いをする事もありますが、いかがおすごしでしょうか。
『タロミア』をご存知無い、紳士・淑女のみなさま方に簡単にご説明致しますと、毎回自動生成される横スクロールダンジョンを、宝箱や商人から手に入れた武器や装備で身をかため、どこまでもステージ(ルーム)を進んでいくローグライク(入るたびにマップが異なる)で、ハックスラッシュ(手に入れた武器や装備でマイキャラ強化)なアクションゲームです。
『タロミア』のキャラに明確なレベルは無いけれど、敵を倒した時に得る“スピリット”が一定数溜まると、ルームにあるデーモン像を起動して体力や攻撃力などのベースを“ランダム”で上昇させる事ができます。
ゲームオーバーになったら、それまで手に入れていたモノもステータスも全てがゼロ。失ってしまいます。
つまり、同じステータス&装備のキャラには、二度とならない一期一会の世界。
『タロミア』の攻略にあたっては、近距離や遠距離における自分が使いやすい武器、そして装備を手に入れられるかが結構重要。
出来れば冒険初期には“HP自動回復”や“キル時HP回復”、中盤以降は“全防御プラス”の効果が付いた装備を手に入れたいところ。
個人的好みの武器は、「アイスロッド」と「火炎放射器」。
「アイスロッド」はジャンプしながら放つことが出来ないものの、それを補って余りあるホーミング(自動追尾)機能搭載。
敵が移動して画面外行ったとしても、追いかけてダメージを与えられる点が実に素晴らしい!
「火炎放射器」は、一回攻撃をあてるとずっと燃え続けるので、HPがピンチの時など燃やして、敵が倒れるのを待つ作戦もあり。
1ブロックなら火が通るので、ブロック越しに攻撃出来るのも便利。
つまりは「命だいじ」作戦にぴったりの可能な限り近接しない戦い方で、歩を進めていたのに、のにのに。
わたくし、慎重に慎重を重ね、クドイくらいにゆっくりと進んでいたのですが、ルーム60を超え、61になったところで倒れてしまいました。
横たわるキャラ。その存在に向かって、なおも攻撃する敵モンスター達。ゲ、ゲームオーバーでございます。
…のぉぉぉぉぅ!折角手に入れたレア度・別世界級のアイテムが、データーの海に消えてしまった。
なぜこんな事になってしまったのか、というと。
画面下の見えない所の敵を倒すべく、1ブロックサイズの竪穴を降りていったら、敵密集&上から回転ノコギリ。
加えて両側の壁はトゲトゲ。
降りるべきじゃなかった。しくじった!と思ったけれど、後の祭り。イエーイ、アフターカーニバルゥ!!
一応どこまで進んだか(ルーム数やイベント数等)という記録は残るものの、そのキャラの装備やステータスは無くなり、また初期装備に、ステータス初期値、HP10から始まる『タロミア』。
この無慈悲なまでの諸行無常仕様。
ひとによっては「がんばったのに、何もアイテムが残らないなんて!」という、虚しさと切なさと心細さで泣きたくなるようです。
うん。でも、無理して進んだのがいけなかったんだし、その前からちょっと雑な戦闘をしていたから、慎重さを欠いていたのも事実。
ならばこの結果は、結果として次に活かそう!
…でも。冒険を再開して、ルーム数一桁の頃は、本当に厳しい状況なんです。
もちろん初期装備もランダム。
ここで“HP自動回復”系のアイテムを手に入れていればいいけれど、そうじゃなければ、傷つく度に“タロミア姫がいらっしゃるホーム”に帰還して、姫に労ってもらう(体力全回復)事を繰り返すことに!
実は、子猫ちゃんを生贄にすると、HPを増やす事が出来る仕様です。
がしかし!勇者であるという事と、この恐ろしい仕様を使うことで「大切な何か」を失うかもしれないのも嫌なので、この仕様は忘れた事にしています。
ホームに帰る度に、カゴから顔をのぞかせている子猫ちゃん達は癒しなんです。
初期値での冒険は厳しく、何度も帰還するのは、ちょっと面倒ですが、命には代えられない!ということで、そうこうして進むうちにイベント発生!
なんと、タロミア姫がさらわれるという“誘拐事件”。
なんということ!早く助け出さねば!!
敵を倒しつつ進むものの、こちらもまだまだ武器も装備も整っていない状態。
戦闘を繰り返すうちにHPがピンチになったので、いつものようにホームに帰還して回復してもらおう、と思ったら…。
あれ?姫がいない…。
はっ!そうだ、“タロミア姫がさらわれた”イベントだったっ!!
この無情さ、なんという鬼仕様。だが、そこがイイ!
そうして瀕死の勇者は、イベントクリア後手に入る良きアイテムに思いを馳せながら、黙って戦場へと戻るのであった…。
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アクション / ロールプレイング
『タロミア(Tallowmere)』ムービー
ダンジョンつくりが趣味のプリンセス名が、そのままタイトルのローグライクアクション。シングルも、家族や友達と一緒のマルチも楽しい大人向け(ドット絵ですが、流血など残酷描写あり)ソフトです。