『Overcooked 2 – オーバークック2』三ツ星を目指す為にはどうするのか？心得は、注文された料理を素早く正確に提供すること

マシュマロには「白」だけじゃなく、「ピンク」もある事を覚え、シェフレベルがひとつ上がったパンダシェフです。おはこんばんちは。
 
『Overcooked 2 – オーバークック2』の無料アップデート「クリスマス（Kevin’s Christmas Cracker Update）」で追加された5ステージを楽しく遊んで、これまた追加された2キャラの「スノーマン（雪だるま）」と「エルフ（妖精さん）」が手に入ったらなぁ、と夢見中。
 
おそらくは遊んでいるうちに解放されるであろうと楽観視しているので、あまり根を詰める必要はあるまい。
と思っていたのだけれど、Co-opな同僚どうぶつシェフは完璧主義者だった…。
 
「やるからには三ツ星ゲットだっ！」の御旗のもとに、『Overcooked 2 – オーバークック2』はブラック厨房へ。
まずは、キッチンを左右に分断するように真ん中の位置でベルトコンベアが回るステージ。作るのは、例のホットココア。
 
食材や調理道具は左右で異なるので、お互いがベルトコンベアに食材を流さなければ調理は不可能な仕掛け。
 
ホットにする為の鍋＆コンロ、チョコ＆マシュマロは左キッチン。
パンダがいる右側キッチンは、牛乳とまな板＆包丁なので、チョコを送ってもらわなくてはならない。
 
『オーバークック2』は、時間内に注文をこなして、ポイントを得て、さらにチップも加算され、指定された数値に達すると「星ゲット」なシステム。
 
つまり、時間内にたくさん注文をこなせばいい。ただそれだけ。
だがしかし、言うは易し、行うは難し。
 
パンダは考えた。よーく考えた。笹を食べてる時のように無心になって考えた「三ツ星をゲットするための道」。
 
左キッチンから、チョコとマシュマロを送って貰う。これを刻む。刻みチョコを向こうへ送る。牛乳と一緒に温めて、ココアにしてもらう。トッピングが必要なら、パンダが行い、搬出コーナーで提供する。
 
あ、牛乳はパンダ側なので、とにかくまずは牛乳を送ろう。
 
うむ。なんという素敵戦略！そして完璧さ！ふっふっふ。知将とは我の事よ！と、胸をはり過ぎてのけぞるくらいに勢い良く自画自賛し、「牛乳を送るから、どうぶつシェフはチョコを送ってくれたまえ」と指示までしちゃう。←
 
そして、チャレンジスタート。
パンダはひたすら牛乳を送った。まずは向こうに無い物資を送るべし！と、コンベアの全長4分の1くらいはミッチリとノセノセ。
他の作業をしていても、スペースが空いたのに気付いたら、ノセノセ。
 
結果→どうぶつシェフが牛乳をいくつか取り逃す。パンダが刻んだチョコを載せるスペースが減る。刻みチョコが載らない。
パンダ焦る。刻みチョコを抱えてベルトコンベアの前で右往左往する。
当然どうぶつシェフ側でも、牛乳を取っても食材やココアがあまり載せられずイライラ。
 
つまりは作業効率超ダウン。
 
…どうやら、一気に牛乳を送ってはいけないらしい。うむ。では、どうすれば三ツ星が取れる？
確か『オーバークック2』は、コミュニケーションも必要なゲーム。よし、「声出していこーっ！オーッ！」
 
かくして、「チョコちょうだい」「牛乳送って！」「ココア送るよ」「クリームスプレーした？」「カップ下げて！」という短文が飛び交う慌しい厨房作業を何度も、何度も、何～度も！繰り返し、一つ星から二つ星、そしていよいよ三ツ星に王手が掛かった、その時！
 
「あとひとつ（ココアを）出したら、三ツ星ポイント超えるから！」と、どうぶつシェフ。
 
「わかった！（やっとクリアだっ！）」と喜びと安心でいっぱいになったパンダには、画面上部に表示されている注文を見る余裕はなかった。
 
出来上がったココアを握りしめ、嬉々として搬出コーナーに向かい、どや顔で提供するパンダ。と同時に何やら耳慣れない音と、赤く表示される注文。
 
「え？あ、オーダー間違った（ポイント減点対象）…ごごご、ごめん！」顔面蒼白である。
クリアを確信していただけに、この事態に脱力するどうぶつシェフ。
 
トッピング有りの注文ばかりなのに、勢いに任せて提供したのはスタンダードなココア。
ある種の慣れと疲れと油断が招いた失敗。
 
しかし、どうぶつシェフの三ツ星への情熱は冷めなかった。
ゴゴゴゴッと立ち上がり、叫ぶ！「もう一回！」
 
お料理ゲームなはずの『オーバークック2』が、スポ根ゲームへと変貌した瞬間であった。
 
この後、「おやつの笹」休憩がいつになるかは、神のみぞ知る世界である。