『プレイグ テイル – イノセンス』店舗特典・予約・最安値まとめてチェック！《PS4》「黒死病（ペスト）」が猛威を振るう中世フランスに生きる「姉弟の過酷な旅路」と脅威の「ネズミの大群」【CERO:Z】

繊細なグラフィックによって人物はもとより、建築物や草木、その中世フランスという世界を取り巻く風景や空気感までもが緻密に再現された、映画のような物語を旅しよう。
 
無垢な姉弟が、異端審問の兵士に追われ、安住の地を求め逃避行するアクションADV『プレイグ テイル – イノセンス（A Plague Tale: Innocence）』が、PS4に登場。

 
コンシューマー版の予約が始まり、既に発売されたPC版で大好評を博している作品ということから、今回の移植を待っていた方も少なくないかもしれません。
 
『プレイグ テイル – イノセンス』は、中世ヨーロッパで猛威を振るった疫病「黒死病（ペスト）」と戦争で疲弊したフランスをモチーフとした舞台で、姉弟の逃避行、そして絆の物語が紡がれます。
 
姉は、父親に狩猟で鍛えられたしっかり者の15歳の少女アミシア。
弟は、患っている未知の病気を理由に隔離され、姉の事すらよく知らないという5歳の幼い少年ユーゴ。

 
『プレイグ テイル – イノセンス』で、儚く美しい姉弟の絆の物語が描かれる事への期待が募りますが、しかし、忘れてはいけない要素があります。
 
それは「黒死病（ペスト/Plague）」。
 
その疫病を運んだ、いわゆるキャリアの動物がいます。小さくて動きの素早い、爆発的な勢いで繁殖していく、そう、ネズミ。
 
一匹一匹は小さく弱い生き物でも、それが大群を成して“波”のようにやってくる。
 
それが『プレイグ テイル – イノセンス』で描かれるダークファンタジーな歴史世界。
 
国は違うけれど、ドイツの街での物語“ハーメルンの笛吹き男”での、“ネズミに悩まされる”とは、まさかこんな状態だったのでは!?と、ふと思ったり。
 
生き物が大群で襲ってくる恐怖は、それをテーマとした様々な物語や映画がありますが、本能的な恐怖が呼び覚まされるような恐ろしさです。
 
この身震いする恐ろしさは、つまり、生命の危機に直結する恐怖かもしれません。
 
『プレイグ テイル – イノセンス』において、ネズミの大群が進んだ先では、全てが食い尽くされる、と。
目に付くものを手当たり次第に、全てをガツガツと貪り食うであろうネズミたち。
 
素早い動きの大群のネズミ。襲われる事を考えるのも嫌なくらい、忌むべき存在であり、「黒死病（ペスト）」をもたらす脅威の存在。
 
姉と弟は、宗教裁判の兵士（騎士）という大人から逃げるだけでなく、この『プレイグ テイル – イノセンス』における恐怖の象徴たるネズミをかわし、生き残らねばならないのです。
 
その為には、ネズミが嫌がる「火と明かりを避ける」事を利用する必要があります。

 
松明（たいまつ）を使って追い払ったり、あるいは近くにいるネズミを遠くの明かりを消す事でそちらに向かわせる、といった火を点けたり消したりするパズル的ギミックも。
 
さらに、それを利用し追っ手が持つランタンの灯を消す事によって間接的に攻撃したり、あるいはスリングショットで攻撃したりと、状況を打開するアクションも！
 
『プレイグ テイル – イノセンス』で描かれる悲痛で過酷な運命に翻弄される姉と弟。
 
この容赦のない世界で戦い、残酷な決断を下しながら成長していく彼らの旅路の先には、果たして何が待っているのでしょうか。