『ニンテンドースイッチDLソフトランキング(2020年5月6日時点)』トップを独走する「あつまれ どうぶつの森」を追いかけるは、こちらも人気の原作インターナショナル版の移植「FINAL FANTASY VII」、順位の変動やいかに!?
巣ごもり生活「ステイホーム」なゴールデンウイークもいよいよ終わりが近づく今日この頃。
自宅でじっくりゲームや憩いのひと時を過ごす「ステイホーム」で、絶賛参戦中のヒーロー&ヒロインの紳士&淑女の皆様、おはこんばんちは。
わが国日本での緊急事態宣言が延長され、まだまだ自粛と外出時の移動に「マスク着用」の緊張感ある生活が続くのですが、実は『ニンテンドースイッチDLソフトランキング』も、結構緊張感ある動きをしていたのです。ババーン。
それは何か。ニンテンドースイッチの大ヒット作『あつまれ どうぶつの森』の1位を、後ろからヒタリと追い上げる移植版『ファイナルファンタジー7』の首位争い。
ニンテンドースイッチで楽しめる『FF7』は、原作(インターナショナル版)からの移植で、先月発売されたPS4版『ファイナルファンタジーVII リメイク』と異なり、“最後まで楽しめる”作品です。
えーーっと、「何言ってるんだ?」と思う方もいらっしゃるかと思うので、少々説明致します。
あれは今となっては昔のこと。プレイステーションとサターンの白熱ハードバトルの頃に、PS陣営で発売されると発表された『FF7』。
そのとんでもなく過去に発売された作品ながら、スチームパンク近未来と幻想世界の融合した世界観の新鮮さや、主人公のクラウドをはじめ個性豊かなキャラの魅力で、好きな人は本当に好き!というシリーズでも大好評のナンバリングタイトル。
で、様々な自社ヒット作品の「リメイク」や「リマスター」を手がけてきたスクエニの最後の砦、ついにPS4で発売されたリメイク版『ファイナルファンタジーVII リメイク』。
でも、ここにちょっぴり罠あり。このリメイク版、元の作品を「分作」というスクエニ語で説明された、原作を分割した1本目なんですよ。
つまり、物語の最後まで遊べない。パッケージにもタイトルにも「第1部」とか「ミッドガル編」とか表記されていないのが、また誠実さに欠けるというか、何というか。あー、もしかしてこれが最初で最後のリメイクとか?まさかねぇ。
まぁ、ともかく『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、原作の物語のサイゴまでアソベマセン。
しかも、次がいつ発売されるか、そもそも続きの発売があるのか、何作発売されたらラストまでたどり着くのか、すべては幻想世界の遥か彼方。
とはいえ、話題の人気タイトルがハイエンドマシン仕様に美麗グラフィックでリメイクされ、有名キャラと世界が、バンバン宣伝されたので興味を持った方も少なくない様子。
そして「ハードを所有していない」とか、「リメイク版を遊んでみたらラストまでプレイしたくなった」とか、「原作版も遊びたい」と、思った方をターゲットにしたかどうかはわかりませんが、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の発売から数日後に、原作版のセールスタート。
商機を逃さないスクエニ。素敵~。さらに、お値段半額と攻めてきます。
加えて「ファイナルファンタジー」シリーズ作品の数々も半額祭りときたもんだ。
そんなこんなで、『ニンテンドースイッチDLソフトランキング(2020年5月6日時点)』には、RPGシリーズナンバリング「VII~X/X-2」までの4タイトルがそろい踏み。
しかも移植版『VII』は、半額お値段で千円を切ったお買い得価格(税込917円)。
これは気になっていた方は購入不可避。
トップをひた走る「あつ森」こと『あつまれ どうぶつの森』に勢い良く迫ります。
で、ゴールデンウイーク(GW)前に、ピタリと『あつまれ どうぶつの森』の背後(ランキング2位)に張り付いた『FF7』。
これはGW中に追い抜くのか、それとも「あつ森」が首位を死守するのか。
セールで金額的にもお安くなっていて、リメイク版からのユーザーも含めて懐かしさに購入する人も多そうな『7』。
かたやステイホームな全世界の「ぶつ森」ファンの癒しとなっている『あつまれ どうぶつの森』。
一見静かなる戦いも、数値が見えないからこその予想と妄想で楽しんでいたところ、なんと無料体験版と同時セールのイカしたインクバトル『スプラトゥーン2』と、久しぶりのセールとなる「ふにゃべえ」ことアクションパズル『ヒューマン フォール フラット』が、ランキング上位争いに参戦。
いやぁ、無料体験版からのセールって売れるんですねぇ。
そういえば、ニンテンドースイッチオンライン加入者向けの期間限定無料体験「いっせいトライアル」イベント開催時には、同時にセールがあり、対象ソフトが“ほぼ”ランキングに入ってきますよね。
ということで、セール対象となったニンテンドースイッチDLソフトの数々がランキングを賑わし、セールが終了したソフトは静かにその順位を下げていく諸行無常なDLソフトランキング。
セールとステイホームでの気分転換と基礎体力向上対策のダブルパワーで、着実にランキングを上げていく『Fit Boxing(フィットボクシング)』。
誰も死ななくていいやさしいRPG『UNDERTALE(アンダーテイル)』も、セール最安値でこんにちは。
レベルファイブの二作品、キャラクターが一新された「レイトン」シリーズ作『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀 DX』と、「スタジオジブリ」のアニメーションと、「久石 譲氏」の楽曲で彩られた心優しい少年の冒険『二ノ国 白き聖灰の女王 for Nintendo Switch』も、お買い得価格。
お外に遊びに行けないけど、お祭り縁日気分を味わうなら、体感ゲーム『あつまれ!金魚すくい』。
「Joy-Con」を金魚をすくうポイに見立てて操作します。ひとりはもちろん、家族でワイワイ盛り上がろう!
懐かしいRPGは「ドラクエ」シリーズ、ロトの伝説『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』も。
発売(配信)後にランキングインした『グノーシア』は、SF世界の宇宙船を舞台に、乗員のひとりとして議論と投票を通じて、生き残りつつ勝利を目指す、いわゆる人狼系ゲームをひとりで何度でも遊べる作品。
14人の登場人物達を深く知ることで物語は進み、ループする宇宙の謎を解き明かしていくのだとか。
1プレイは15分程とのことで、人狼系ゲームを知らなくてもルールは段階的に覚える事が出来るということで、面白そう。
人狼系といえば、思い浮かぶのは人気アドベンチャー『レイジングループ』。
主人公・ふさゆきさんのお前何者だ!?的人外レベルの存在感と、山奥の閉鎖された集落の伝奇という舞台が、妙に生生しい雰囲気で面白かったなぁ。システムも親切で、ループ世界を隅々まで遊べたし。文章での少々グロい表現が大丈夫であれば、おすすめ。
ラストは、ダウンロードソフト配信(発売)から152日目に初ランクインした『チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)』。
二人用の協力プレイを前提とした、謎解き脱出アドベンチャー。珍しいですよね。ニンテンドースイッチには色々なソフトがあるなぁ。
北欧のおとぎ話のような世界で、手に入るバラバラの情報を、協力し知恵を出し合うことで組み合わせ、真実へとたどり着く醍醐味が味わえるとか。
クロスプラットフォーム対応とのことで、遊びの世界も広がりますね。
ということで、任天堂の超人気作『あつまれ どうぶつの森』のランキング首位は変わらず終わった2020年ゴールデンウイーク。
たぬきと無人島とローンとクラフト、そしてイベントとまだまだ盛り上がりそうですね。
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