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『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』プレイレビュー&感想《PC》新しい世界樹の苗木(巨獣のような姿)を苗床まで導く長く険しい旅路に管理者として可愛らしい使い魔を操り、要塞を建築するコロニーシム×タワーディフェンスゲーム

『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』は、全ての命を育んでいた世界樹が失われ、闇に覆われ魔が溢れ出した世界で芽生えた「新たな世界樹の苗木」を苗床まで導いていくコロニーシム×タワーディフェンスゲーム。
 
新たな苗木は“巨獣のような姿”をしていて移動できるので、可愛らしい使い魔を操って資源を集めて武装し、襲来する魔物たちを撃退しつつ苗床までの厳しい旅路へ!
 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』プレイレビュー&感想、はっじまるよ~。

『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』レビューコードは、「サン電子/SUNSOFT」様より「https://keymailer.co」サイトを介してご提供いただきました。ありがとうございましたッ!!
 
これから移動要塞さながらのコロニーシム×タワーディフェンスに挑むに際して重要な言語は、日本語対応しているので問題ナッシング。

 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』で選べるゲームモードは複数あって、おそらくはイージーモードな「のどかな旅」が気になりつつも、標準的なゲームモード「新たな世界」を選択するっす(ポチっとな)

 
この選択によって後に恐怖のずんどこ体験を経験する事になるとは、この時の苗木管理者は知る由もなかったのであった…。
 
ひゃっは~♪真ん中に守るべき「コア」があるものの、何にもないフラットなスペースが、清清しいほどの真っ新感。

 
これからここに建物を建築して、使い魔たちの様々な活動が繰り広げられる夢いっぱいのワールドスタート。
 
期待度いっぱい、心ウッキウキ~♪
 
各種作業のお試し的な「チュートリアル」は無いものの、画面上には基本操作や注意喚起メッセージが表示されているので、気になる項目をマウスでクリックするとメッセージウィンドウ(左側では「文字」で詳細な説明、右側では「映像」で説明)が開く親切設計。

 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』では、何はさて置き「アイテム」集めが大切。超重要!
 
家や塔、貯蔵庫などの建物の建築も、上下の移動に必須のはしごも、製造に必要な設置物や魔物対策の武器や防御壁にも、まずは素材が無くては何一つできない世界。
 
もちろん最初から存在している使い魔たちにも「食料」が必要です。
 
まずは家を建てるために、地面に生えている木を伐採。
 
でも数本しか生えてないのであっという間に終了。…足りない、全く足りない。
 
そうだ!植林したら万事オッケー?と「農業ゾーン」を地面に設定して植林するも、成長するまで木材の入手ができない!
 
いきなり手詰まりか!?と思ったら、地面の下のうねった「木の根」を採掘することで木材ゲットと、一安心。あせったわぁぁぁ。

 
ということで、アイテムを収集したら「備蓄ゾーン」を床に設定すると、使い魔たちが勝手にどんどんと木箱を積み上げて備蓄オッケー。
 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』では、作業エリアを指定していると使い魔達がオートで作業を進めていきます。
 
個別に使い魔の作業を指定する事はできないけれど、画面右上の一覧表で作業の優先順位をつける事ができるので、それを活用するのもおすすめです。
 
コアの周りに備蓄ゾーンを作って、右側にはバリスタ、左脇に建物を建てて作業机を設置し、バリスタの弾の製造作業スタート!

 
ん?「闇の嵐が接近中」のメッセージが!
 
これは魔物が襲来する危険な嵐なので、次のエリアに移動すべくマップをオープン。

 
行き先のルートを選択するためにエリア情報をチェックして、資源や諸々の要素を加味してチョイス。

 
するとそれまで地面で隠れていた“巨獣のような姿”の世界樹苗木が、どっこらせと体を現して移動開始!
 
このシーンのアニメーションは、動物的な動きとその背に作り上げた建物が移動していく面白さもあって毎回すごく楽しい♪

 
しかしのんびりと移動を楽しむ間もなく、海洋生物を模したかのような魔物たちが襲来!
 
攻撃は、自動(手動に変えることも可能)で、バリスタに頑張ってもらおう!と静観していたら、1台のバリスタで複数の敵を相手にするなんて、火を見るよりも明らかな結果が待っていた現実。
 
敵の攻撃で次々に壊れていく設置物。
 
バリスタ破壊、備蓄ゾーンに積み上げていた様々なアイテム消失、大切な「コア」までダメージを受ける事態に!!
 
ぎゃぁぁぁぁッ、夜明け前が一番暗いぃぃ、ぬぉぉぉッ、旅が始まったばかりなのに、まさかの終了?
 
コロニーシム×タワーディフェンスゲーム、なんて恐ろしい子。←
 
顔面蒼白、青息吐息で夜明け(闇の嵐が止む)に祈りを捧げる苗木管理者。…いやもっと考えて堅牢な要塞を作ろうよ。

 
「使い魔可愛い~♪」と、ちょこまか動く姿を見ている場合ではなかった。
 
何だかんだアクションすると「テクノロジーポイント」換算されて一瞬表示されるのも面白くて、ついつい見てしまうんだなぁ。
 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』の「テクノロジーポイント(経験値)」は一定数溜まると料理やエネルギー、建築物などの次の技術を解放することが出来るので、より充実した施設や食べ物を作ることが出来るように!
 
一覧図で全部見えるので、様々なジャンルからどの技術を解放するか選ぶのも楽しい♪

 
マウスをオーバーレイすると、各技術や品の詳細な情報を確認することが出来るため、どの技術を選ぶか実に悩ましい。
 
でもやっぱり序盤は、使い魔達の効率アップを目指したい!ということで、活動アップの効果を持つ料理を作れた方が良いだろうと、選んで解放!オープンセサミ♪
 
解放技術を選んだ時点では「焼きレタス」が良さそうと思ったので、農業ゾーンにはレタスの作物枠を複数指定するよろし。

 
ところが、農業したところで材料のレタスにも限りがあり、じゃぁ他のものを作ろうとした時。
 
かまどで料理を選ぶ際に、「どんな効果がある料理ができるのか」が分からない。
 
いちいち「テクノロジー一覧図」を開かないと分からないのが、ちょっとひと手間。かまどで分かると便利なんだけどなぁ。
 
とはいっても、使い魔がどの料理を食べるのか、実のところ苗木管理者には指定できないので、細かくこだわっても仕方が無いアバウトな世界。
 
まぁ“飢餓”状態にならなければいいか、とラフに考えて次行こ次。
 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』は、“巨獣のような姿”の世界樹の苗木を苗床まで導く旅。
 
背中部分の「コア」を守り、要塞のように建造物を建築し、魔物が襲来する闇の嵐に負けずに進むコロニーシム×タワーディフェンス。
 
前回の移動時に、自動バリスタがあっという間に弾切れになり、「コア」上部が敵の攻撃に被弾し、そりゃぁもう手に汗しつつ見守るしかなかったわけですががが。
 
「コア」の上部に覆いが無かったのが良くなかった、と反省し、傾向と対策を踏まえて建築したのがこちら↓

 
取りあえず木材で屋根のように覆い、上部と右前方にバリスタ配置の複数で迎え撃つ所存。
 
そして攻撃の武器は、基本自動で動くものの手動だと弾切れにならない点に注目して、手動での操作も混ぜつつ移動&闇の嵐に突撃~!

 
バリスタの弾が放物線を描いて飛ぶ件について!
 
狙った敵に真っ直ぐ銃の弾の様に飛ぶと思っていたわたくしが甘かった。
 
これなら自動攻撃の方が敵に当たるんじゃぁ?と思いつつも、装填が完了するまでの時間を待ちつつ、手動でポチっと狙う戦いを乗り切り、次の地へ!
 
そこで地中の採掘から、かつてこの地にいた人類の遺物「エンジンの残骸」をゲット!

 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』での遺物は、解体して素材アイテムとして獲得か、テクノロジーポイント(経験値)とするかを選択する事が出来るので、遺物素材を必要とする製造物を作るか否か、取りあえず取っておくも含めてお宝感があって楽しい。
 
そんなこんなで色々採掘したり、製造していくなかで、ピンチは訪れる…。
 
木材が無い…。そもそも木材が取れない地で、土地も痩せていて植物の育ちが悪いうえに、ただでさえ少ない備蓄からバリスタ修理や建築物の修理、はしご等で使っていたらピンチ来たコレ。
 
攻撃武器が非常に心もとないけれど、木材が無いままでは地下深くに採掘もままならぬ。
 
ということで移動だ!移動!! 建物も石造りにしたし、塔も二つ建てたし、夜明けまで耐えられたら…、と一縷の望みで背水の陣よろしくレッツらゴー…。

 
まぁッ、塔では風車が回っていて素敵~♪
 
なんて思っていたのは今は昔。雨嵐のように降り注ぐ敵の攻撃。何でしょう、この蛍光色のヤバめな液体。そして、右下に表示される「崩壊寸前の建築物があります」と「食料が少ないです」のパワフルダメージコンボ。恐怖のずんどこ体験はじまる…。

 
そして崩壊する前方の建築物。なのにまだ敵からはレーザー光線のような攻撃波キタコレ。メッセージは、赤色で「コアがダメージを受けています」に「崩壊寸前の建築物があります」と「食料が少ないです」のウルトラトリプルコンボ。

 
そして迎える終焉。「コア」のライフはゼロよよよ。

 
そうだ!セーブしていた途中からやり直せばいいじゃん!!…そう思っていた日もありました(遠い眼)
 
移動の度にオートセーブされるのと、気になったときにガスガスセーブしていたせいで、まともにやり直せるセーブデータは電子の彼方へ。絶望のずんどこ体験。
 
つまり、結局のところ、スッキリさっぱりニューゲームからなんじゃぁぁぁぁぁッ。
 
さっきまでの旅がチュートリアル、そう、たぶん練習的なプレイ?ということにして、新しいデータで作り上げた木造建築がこちら↓

 
え?既視感ある?いやいやいや、よく見てくだされ、左右のバランスをとった建造に、バリスタも2台。1台増えてまっしゃろ?←
 
一台は手動で頑張って、うんと頑張って、すごく頑張って、敵を撃墜。ぐふふふふ。
 
敵を撃墜すると使い魔を生み出せるソウルが手に入る事があるので、使い魔の数も増やして賑やかに作業効率もアップ!
 
石材がたくさん手に入ったら、石造りの建築物にして、木材はバリスタや弾に等に回す作戦。

 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』の採掘では、爆弾を使って効率よく素材を手に入れるのも大切。

 
鉄鉱石が手に入ったら、テクノロジーポイントで溶鉱炉を解放して、鉄を作り、鉄製の貯蔵庫やカノン砲でより堅牢に!
 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』のテクノロジーポイントで解放される技術の中には金やダイヤモンドを使うものもあるのだけど、いつ掘れるようになるのかと思っていたらばば。
 
答えは地中奥深くにあった!

 
「使い魔可愛い~」とか、「建物をどう建てようか」とか、「武器や防御壁は~」とか考えて見ていたら気づかなかったけれど、カメラを引いて遠くから見ると、地中にぽっかり穴が!
 
実はこういった所に、金鉱石があったりするので、地下を掘るルートも結構大切。
 
そんなこんなで要塞作り(コロニーシム)に夢中になっていたら、移動前に「闇の嵐」襲来!
 
なんと全ての建築物が一斉にダメージを受けるという強烈なインパクトで、ちょっとパニックになりながらもマップを選択して移動。
 
何とか次の地にたどり着いたけれど、次は失敗しないように準備しなければ!と決意も固く、修理や素材集め再び。

 
のんびりし過ぎて闇の嵐の直撃を受けたので、できれば、闇の嵐が来るまで後どれくらいかの表示は欲しいかも。
 
『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』は、世界樹の苗木を苗床へと導く旅で、“巨獣のような姿”の苗木の背中に要塞を作るコロニーシムと、移動でのタワーディフェンスが魅力の新作ゲーム。
 
製造や建築、料理に素材や資源の管理や使い魔への指示とたくさんの事ができるのと同時に、遊ぶ程にコツが分かってくる手応えも!
 
基本的にオートで使い魔が動くので、指示(製造指定)を出すだけで良いで、使い魔が活動するのを見ているのも楽しくておすすめ。
 
テクノロジーが進歩していく先を自分で選べるのが面白い!
 
電気を使えるようになると、使用できる設備が増えるので、石炭発電機を作ったらあっという間に石炭が減って、うっかり木材から石炭を作る指定をしていたので、木材の在庫が枯渇するといった事もあったり。
 
ならばしばらくは松明だな、と文明が進んだり後退したりと、コロニーの中で色々と試してみたり。
 
戦闘も、手動にすると海洋生物をモチーフにしたかのような敵とのバトルが面白くて。
 
なかなか当たらなかった攻撃も、慣れてきて上手く撃破出来た時の爽快感は癖になる~。
 
多少は建造物が壊れるのを覚悟の上で戦いに望まなければなりませんががが。
 
でも新しい建物を建てたり、使い魔の導線を変更したりと、壊れたら壊れたでまた新しい事ができるので万事オッケー。
 
遊び始めるとあれもこれもと時間がどんどん解けていく系ゲームでおすすめです。
 
新しい世界樹の苗木の管理者として苗床へと導く旅。
 
コロニーシム×タワーディフェンスゲーム『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』は、Steam(PC)にて、早期アクセスゲームとして好評発売中です。(※2024年7月31日現在)

『Ark of Charon(アーク オブ カロン)』ムービー

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