『アンジェリーク ルミナライズ（アンミナ）』店舗特典・予約・最安値まとめてチェック！《Nintendo Switch》シリーズ25周年記念新作 25歳の会社員が、次期女王候補として大陸育成の試験に挑む！

シリーズ25周年記念の新作は、神鳥の宇宙でも、聖獣の宇宙でもない、第三の宇宙である「令梟（れいきょう）の宇宙」が舞台。
 
そこで新たな守護聖9名の協力を仰ぎ、交流を重ね、次期女王候補のライバルと切磋琢磨して勝利を目指す恋愛シミュレーション。
 
『アンジェリーク ルミナライズ（アンミナ）』が、ニンテンドースイッチに登場。
 
1994年に世界初の女性向け恋愛ゲームとして登場し、好評を博している「アンジェリーク」シリーズ25年周年、そして18年ぶりの新作です。
 
25周年記念だからなのか、主人公は17歳の女子高生じゃなく、25歳の働くお姉さん。
 
つまり成人した会社員なわけですが、毎日頑張っているものの将来に不安を抱えている女性で、お酒を飲みにバーに足を踏み入れた事から、怪しい転職のお誘いがッ!!
 
そして契約にサインをしてしまう主人公。怪しげな転職勧誘なのに大丈夫なのか!?
 
と、空からペガサスに乗った青年が登場！…お酒飲み過ぎの幻か!?
 
そうして主人公の飛空都市生活、次期女王候補としての試験に臨む、守護聖やライバル候補者ら様々な人物と関わる新たな生活がスタートします。
 
予約が開始された『アンジェリーク ルミナライズ』は、“主人公が25歳の社会人であるという等身大のキャラの目を通して、「わたしたち」が「いま」生きる世界の輝きを、ゲームを通して実感する作品”だそうです。
 
これまでのシリーズで馴染みある神鳥の守護聖様方が登場するのか否かは不明ですが、新たな舞台「令梟（れいきょう）の宇宙」の守護聖のなかには、神鳥の守護聖様に尊敬の念を抱く者もいるそうなので、まったく関わりがないわけではないのかも。
 
既に発売されているドラマCDでも共演が楽しめるのですが、ゲーム本編ではどうなるのでしょうか。
 
『アンジェリーク ルミナライズ』は、世に数多ある乙女ゲーの主流となっているシナリオを読み進めて、選択肢を選ぶノベルやアドベンチャーではなく、スケジュールを管理してイベントを楽しむ恋愛シミュレーションです。
 
飛空都市で、9名の守護聖と交流し、大陸にサクリアという力を送る事で大陸を発展（街を育てる）女王候補試験。
 
『アンジェリーク ルミナライズ』で、守護聖（彼）と仲良くなって育てた街でデートをしたり、クイズに答えたり、ショッピングや街の人を助けたりと、あなたらしく生きる飛空都市ライフ。
 
おおっと「恋愛シミュレーションだなんて、遊んだ事ないから難しそう」とか「大陸育成と交流の両立なんて、めんど…大変そう」「時は金なり、時短なり」と思った貴女！
 
初心者のお嬢さん方には、貴女の執事サイラスにおまかせのお手軽モード「マイコンシェル・サポート」が搭載されています。
 
18年ぶりの新作では、キャラデザに漫画家の紗与イチ氏（多数の乙女ゲーのキャラデザを手がける悌太氏とは双子の姉妹）による一新されたキャラたち。
 
また『アンジェリーク ルミナライズ』の守護聖のボイスは、俳優・声優として目覚しい活躍をしている土屋神葉氏や、元宝塚歌劇団男役スターでゲーム声優初挑戦の七海ひろき氏ら豪華声優陣が担います。
 
個性豊かなキャラたちとの交流やライバル・レイナとのやり取り、そして女王試験と、恋愛シミュレーションならではのやり込み要素を楽しもう！

 
さて、ここからぶっちゃけ本音トークスタート！
 
という事で、読みたくないお嬢さんは廻れ右でお願いします。
 
まずは、18年ぶりの新作アンジェ、どうしてこうなったッ!!
 
何このうすっぺらいビジュアルの、まるでアイドルグループのような守護聖の面々。
 
もしかして「今風にして」っていうルビパ（開発チーム：ルビーパーティ）のオーダー？
 
課金メインのアプリ（ソシャゲ）を連想させる、軽そうなお兄ちゃんたちなんだけど。しかもちょっと古さを感じさせる。
 
初めて見た時に、「え？アンジェリークが、今更アイドルアレンジ？」って思ったわ。
 
守護聖様は女王とともに「宇宙を守っている存在」なのだから、もっと重厚な、ある意味浮世離れしたキャラデザの方が説得力あったと思うのだけど。
 
例えば、「着替えどうしてるのかなぁ」とか、「食事の時大変そう」とか、「裾踏んだりしないのかな」みたいな、日常生活が困難そうな、布量ハンパないオートクチュール感ある衣装を身に着けたジュリアス様やクラヴィス様方のように。
 
新作の守護聖方は、比べるべくもなく、よくてプレタポルテ、普通にコスプレ衣装店や貸衣装においてそうなコスチュームをまとい、似たような年齢層と見た目で神々しさナッシング。
 
現実ではありえないキラッキラした少女マンガな世界へ没入出来るのが「アンジェリーク」シリーズだと思っているのに、何この街中でナンパしていそうなお兄ちゃんたち。生活感を感じさせて、興ざめもいいとこ。
 
と思ったら、主人公との出会いが「バー」。しかも怪しげな転職勧誘…。「急募、女王候補―」…なろう小説ですか？それともレディコミ？
 
で、この自己の危機管理能力が問われる時代に、そんな怪しげな契約書にサインする主人公。うっかり八兵衛すぎ。
 
しかもそれが「等身大キャラ」って、プレイヤーのお嬢さん方をばかにしてません？
 
女王候補になるにしても、女王陛下に選出されてとか、聖獣に呼ばれてといった今までのように、もっとこうファンタジックな導入じゃだめだったんですかね。
 
さらに、サインしたら空からペガサスに乗った青年登場って、ここでぶっ飛びファンタジーですか？マジですか？
 
でも新手の人攫いですよね？契約書にサインしているだけに、身の危険が…売り飛ばされそう。
 
少女マンガ的な「白馬に乗った王子様」が、“「わたしたち」が「いま」生きる世界の輝き”で「ペガサスに乗った青年」に変換されるルビーパーティマジック。
 
すみません。マジで二度見（読み？）しました、この箇所。ちょっと顔が引きつったのはここだけの話。
 
「守護聖」という存在は、“様”付けして呼んでしまう程、神々しい存在なのでは？
 
なにしろ「女王とともに宇宙を守っている存在」なのですから。（大事な事だからry）
 
それなのに、『アンジェリーク ルミナライズ』の公式サイトでは、「守護聖（彼）と仲良くなる」って記載してある現実。
 
キャラデザでHPが削られ、怪しい契約にサインするキャラが等身大で削られ、さらに守護聖様を“彼”だなんてッ！ばたり。
 
神鳥や聖獣の守護聖様方、ジュリアス様やクラヴィス様を“彼”だなんて、恐れ多くて無理難題。
 
“彼”と呼ばれる「令梟（れいきょう）の守護聖」さま方。しかも、なぜか皆様、上から目線のイラつくキャラ設定。
 
リュミエール様やルヴァ様のような癒し系の、お話しすると落ち着く感じの方はいらっしゃらないんでしょうか。
 
乙女ゲーで少女マンガのようなキラキラファンタジー世界を楽しんで癒されたいのに、上から目線の面々と交流…いやずら。
 
そして、『アンジェリーク ルミナライズ』では主人公（等身大キャラ）に、初めから守護聖を恋愛対象と見てアプローチしてね（はぁと）みたいな恋愛脳のおしつけ。
 
恋愛ご法度だからこその「恋か、女王か」で悩むのも「アンジェ」の醍醐味なのに。
 
女王試験の大陸育成で発展させた街は、デート場所って、全てが恋愛中心なんですね？新作アンジェ。
 
自慢じゃありませんが、わたくし、初めて「アンジェリーク」シリーズをプレイした時、何度繰り返しても「女王エンド」まっしぐら。
 
しまいには、私の持ってるソフトには「恋愛エンディングが入っていない」のではないかと悩むくらいに、キリリと女王一直線だったのですが、それでも面白かった『アンジェリークSp2』。シミュレーションゲームだからこその周回の面白さ。
 
美しくも神々しく存在感ある守護聖様方に、現実では中々お目にかかれないぶっ飛んだ恋の台詞の数々。驚きつつも癒された日々。
 
シリーズの派生に当たるであろう『ネオ・アンジェリーク』は、守護聖様は出てこないけど、それでもやっぱり楽しかった思い出。
 
なんだろう。いくらシリーズ25周年だからといって、主人公を25歳にしなくても良かったのでは？
 
25歳の成人女性、しかも働いている社会人としては、導入部分がうかつ過ぎ。
 
『アンジェリーク ルミナライズ』のエンディングで、女王にも恋愛にもならなかったら、元の不安を抱えた生活に戻るわけ？なんてムゴイ。
 
そこはやはり学生の方が、色々と許容範囲が広くていいなと思うのだけど。
 
とくに馴染みあるキャラ年齢の17歳くらいだと、ちょっとオトナの背伸びがしたいけど、子供っぽいなんてのもありだし、今回のように軽そうで上から目線の攻略対象にも、まぁ馴染めそう。
 
たぶんシステムとかは丁寧なつくりで面白い作品になると思うけど、女王候補と守護聖様の世界観ならもうちょっと何とかならなかったのかなぁ。
 
何が？守護聖様の存在感あるビジュアルとキャラ設定、そして年齢の重みが。
 
あ、いい忘れてた。今回執事が出てくるそうで…。
 
「これ萌えるでしょ？」って言われているみたいで、何だか不愉快なのは考えすぎだろうか。
 
今風の新作『アンジェリーク』にしたかったのかもしれないけど、だったら、主人公の年齢が重ねられた分だけ、相応のお相手となる方も何人か居てもよかったのでは？
 
なんで安っぽいアイドルグループのような面々と…。
 
これ、舞台が学園ものでも違和感ないくらいのキャラ。飛空都市なのに…。
 
新作なのに、ときめかない。これが全て。
 
好みの見た目のキャラがいたら、たぶんすごく楽しめるんだろうなぁ。残念。
 
贅沢はいわないから、ベタ移植でいいから、懐かしいシリーズ作を、ニンテンドースイッチに移植してくれないかな。ため息。