『夕鬼（ゆうおに/Yuoni）』店舗特典・予約・最安値まとめてチェック！《PS4/PS5》パッケージ版 連れ去られた奇怪な夕焼けの異世界で前半は「肝試し/かくれんぼ」、後半は「鬼ごっこ」と変化する恐怖

「現世（うつしよ）」と「常世（かくりよ）」の境界が曖昧（あいまい）になり、魑魅魍魎（ちみもうりょう）と出会いそうな逢魔時（おうまがとき）。
 
そこに居るのは、人なのか、怪異なのか。誰なのだろうか。
 
活動する人々が多く賑やかな昼日中から、静かなる夜へと向かう茜色に染まる時間。
 
そこで始まる恐怖に満ちた「かくれんぼ」と「鬼ごっこ」。
 
1990年代の日本を舞台に、「夕方」をテーマとした郷愁と恐怖を誘うグラフィックと、全5章のストーリーで紡がれる一人称視点のホラーゲーム。
 
『夕鬼（ゆうおに）』パッケージ版が、PS4とPS5に登場。

 
活発に動く事の多い昼間から赤い夕日に染まる夕方。
 
その日の活動がもうすぐ終える事への開放感からか、知らず緊張が解けることから思わず一息ついてしまうような時間帯。
 
もちろんこの時間からが本番だゼ！という切り替えもあるかもしれませんが、それはまた別のお話。
 
日中に人々が多く集う場所ほど、夕方以降は物寂しくなってしまうもの。
 
『夕鬼』の舞台は、ノスタルジックな想いを呼び起こす1990年代の日本の3種のシチュエーション（学校、病院、日本家屋）で恐怖が描かれます。
 
夕陽に染まる学校校舎、薄暗い病院、そして築年数が経つほどに何ともいえない雰囲気をかもし出す古い日本家屋。
 
それが夕焼けの世界の異空間として、恐るべき“ごっこ遊び”のフィールドに！
 
予約が開始された『夕鬼（ゆうおに）』は、前半パートは、肝試しをベースに“脱出に必要なアイテム”を探す「かくれんぼ」、そして後半パートは、入手したアイテムを持って、迫りくる敵から逃げ切る「鬼ごっこ」と、ゲーム性が変化します。
 
「夜に“かくれんぼ”をしてはいけない」と言われる事がありますが、夕方ならばギリギリセーフ？
 
『夕鬼』でのプレイヤーは、小学五年生の少女。
 
幽霊「ツン」によって異世界に連れさらわれるという非日常な状況ではありますが、選ばれし勇者のような「チート」能力はありません。
 
つまりは「戦う術も無ければ」「身を守る術も無い」さらには「都合良く救助は来ない」のナイナイづくしです。あら怖い。
 
そう、本当に恐ろしいのは高学年とはいえ「小学生」であること、「少女」であること。
 
『夕鬼』の主人公は、非力で、足も大人のように速くは走れません。
 
子ども（小学生女子）で足が遅いって、“どうあがいても、絶望。”のキャッチコピーそのままの『SIREN（サイレン）』を思い出すわぁ。
 
大人と子どもで行動範囲と移動スピードが違う恐ろしさ。
 
戦えないならどうするか。答え→その時に出来るだけの事をする。
 
唯一の抵抗手段は、「隠れること」、そして「息を止めること」。
 
『夕鬼』の世界で少女を襲うのは、影しかない人間、目玉の化け物など、多種多様な怪異。
 
目の見えない敵と遭遇したなら「息を止めてやり過ごし」、耳の聞こえない敵ならば「身を隠しながら歩き」、時には走りぬける臨機応変さが必要。
 
でも、大人ほど速くは走れません。
 
素早い決断と行動力が生き残る秘訣です。ここ重要。
 
『夕鬼』の舞台は、どこか見覚えがあるような懐かしさと、何かが潜んでいるかもしれない怖さを兼ね備えた5つのステージ（章）。
 
学校、病院、日本家屋の3種のシチュエーション、異空間で開催される恐怖のごっこ遊び。
 
病院の扉を開けたはずが日本家屋、ふすまを開けたのに学校、のように法則性なくつながる三つの空間。
 
異世界で化け物から命からがら逃げ惑う日々。
 
やがて怪異は現実世界にも!?
 
『夕鬼』の各章の合間では、ノベルゲームのようなテキストによってストーリーと世界観が補完されます。
 
ノベルゲームといえば、本作の前日譚『夕鬼 零 -Yuoni: ゼロ-』が、ニンテンドースイッチのダウンロードソフトとして好評発売中です。
 
ニンテンドースイッチに前日譚『夕鬼 零 -Yuoni: ゼロ-』があるのに、PS4やPS5には無く、本編にあたる本作はニンテンドースイッチにはなくプレイステーションファミリーでは発売される、と何だか不思議なリリースですが、これも空間がねじれている為!?なんて思うと面白いですよね。
 
ニンテンドースイッチでは、もしかしたら前日譚と本編がまとめられたパッケージが出るのかもしれませんが、それは誰にもわかりません。
 
不気味で美しい夕焼け。クリアした先には、もう一つのストーリー。
 
PS5版では、臨場感たっぷりに恐怖体験の「4K解像度」とフレームレート「60FPS」に対応。
 
「魂も凍る世界の果てなき遠征」
 
学校の怪談話にとどまらない、大人も楽しめる濃密な世界観に彩られた夕焼けの怪談。
 
周囲に人影はなくたったひとりの教室で、聞こえるのはヒグラシの声だけ…。
 
「ねぇ、夕鬼、しよう？」