『Caligula カリギュラ』相関図はスキルツリーも兼ねる《PS Vita》メビウスに囚われた500人以上の生徒たちとの交流（クエスト）

帰宅部の秘密に迫るキャラエピソードに、踏み込むも引き返すも主人公（あなた）次第！
距離が近くなることで、見えてくるものとは!?
 
『Caligula カリギュラ』では、帰宅部以外にも、バーチャルアイドルμが創り出した理想の世界“メビウス”に囚われた生徒達が存在し、その数はなんと！500人以上とか。
 
街で、学園で、目に映る人間は全員コミュニケーションをとることが出来、全員それぞれに固有の名前とプロフィールを持つ個性ある人々。
 
つまり、機械的なモブ（群集）ではなく、其々が現実世界で受けた悩みやトラウマを抱えている人なので、『Caligula カリギュラ』の交流システムで、生徒たちのトラウマや悩みを解決して、新たなスキルを習得しちゃいましょう。
人助けをして、スキルも習得できるなんて、一石二鳥ですねぇ。

 
もちろんメビウス内では、辛い現実を忘れて生活しているのだけれど、彼、彼女らとの繋がりが、メビウスから現実への帰還の鍵を握っているかもしれません。
 
というのも、生徒たちと親密になっていくことで、メビウス内の相関図が開放されていくのだとか。
500人以上ともなると、確認するだけで一苦労しそうですが、これが結構重要だったり。
 
リアルでもありますよね。
え？あの子とあの子が仲良し!?全然そんな風に見えなかったんだけど、とか、そんなこんなで知らない間に大きな流れに巻き込まれていたり、事が起こっていたりとか。
 
つまり一見何の関係もなさそうな生徒たちが、意外なところでつながっていたり、自分たち帰宅部の気付かない場所で、大きな何かが動いていたりするかもしれないんです。

 
ということで、いきなり話しかけるよりは、その人を知っている人を通じて話した方が会話が弾みやすいとか、生徒達の繋がりを気にしつつ、其々が持つユニークな悩みを解決していきましょう。
いわゆるクエストですね。人数に比例するので、500以上のクエスト…。
 
ちょっと眩暈がしそうな、いえ、ノルマじゃないのはわかっているのですが、悩みやトラウマ解決でスキルを獲得というところから、やり込みがいがありそうだなぁ、と。
 
さぁ、バリバリ張り切って行きましょう！

 
お悩み解決でスキル開放となるので、相関図はスキルツリーの役割も担うようです。
やっぱり見応えあるものができそうですね。
 
生徒のトラウマやコンプレックスから産まれた力（スキル）をセットすることで、帰宅部はより力を増していくことに。
どれだけ強くなるのでしょう。人としての力を超えるようなものもあるのでしょうか。

『Caligula カリギュラ』のメインシナリオを進めるだけでは明かされない、帰宅部の秘密に迫るキャラエピソードも楽しめるとか。
 
部員同士の多彩で楽しげな会話も『Caligula カリギュラ』の魅力の一つということで、キャラエピソードでは、その部員たちとの距離を近づけることができるのが嬉しいところ。
 
なのですが、彼らの抱える痛みに気づきトコトン踏み込むことができる主人公だからこそ、内面の生々しい痛みの数々を見ることになるわけで。

 
心の内に抱えるものに危険さや嫌悪感を感じることもあるかも。
もちろん、引き返しても責められることはないのだけれど、それは主人公が好んで近づきたかった部員の姿を裏切るものかもしれない怖さがあります。
 
踏み込んではならない領域へ踏み込むかどうか、苦悩と背徳の物語がはじまる。