『世界一長い5分間』記憶をなくした勇者《PS Vita》魔王との攻防(ADV)の中で、何度も冒険の「思い出」を追体験(RPG)し、取り戻していく！

これぞまさしく、いきなりクライマックス！
日本一ソフトウェアとSYUPRO-DXによる独自のゲームシステムが光る新作アドベンチャーRPG『世界一長い5分間』は、意表をついた始まり方をする物語。
 
『世界一長い5分間』は、ゲームを開始すると、いきなりラスボスである魔王との戦いから始まるのである。
 
なぜ、どういういきさつでここにいて、仲間とはどのような関係を築いているのか。
そもそも、ラスボス戦に挑むのに、勇者のスキルは？ステータスは？技は？という疑問。
知らない事だらけのプレイヤーである貴方。
 
でも、大丈夫！勇者も一緒だから。彼も、ぜーーーんぶわからないんですって。
 
いやそれ全然大丈夫じゃないから!! みんなで忘れたら、恐いから！
と思い切りツッコミたいところ。パーティメンバーの心情を慮ると、言葉もないけれど、そうは言ってられない。
 
ということで、この類まれなる危機を迎えた勇者たちの魔王戦は、アドベンチャー形式で進行。
 
熾烈を極める魔王との戦いのさなかに、魔王と交わす言葉や主人公の独白、仲間との会話などが展開されていくとか。
 
ですので、タイトル名『世界一長い5分間』は、この「魔王との戦い」を繰り広げている時間を指すそうです。なるほど。

新作『世界一長い5分間』は、アドベンチャーゲーム形式パートの魔王戦と、これまでの冒険の追体験のRPGパートを行き来する独自のゲームシステム。
 
魔王と対峙している主人公の勇者は、あろうことか、これまでの冒険の「思い出」をなくしてしまっている。
 
磨き上げた必殺技はもちろん、大切な故郷の名前、さらには重要な戦う目的すらも忘れた勇者。
しかし、このままでは終わらないのです。対峙している魔王との戦いの中で、何度も冒険の「思い出」をロールプレイングゲームで追体験して思い出していくことに！
 
それは、旅立ちの日だったり、仲間との対立だったり、伝説の剣を入手した時のことだったり、これまでの数々の冒険をレッツプレイ！

 
そして追体験した「思い出」は、魔王戦の中で蘇ることに！
 
記憶を失っている事の戸惑いは、追体験を繰り返すたびに払拭され、呼び起されるかけがえのない「思い出」によって、魔王の放つ強力な魔法への対策や、討つべき理由、そして曲げられない信念をしっかりと抱き、戦いに臨む。
 
数々の冒険の「思い出」を追体験しながら、勇者は本来の自分と強さを取り戻していく。

独特のセンスが光るセリフ回しや、レトロテイストのドット絵、斬新なシステムで、スマートフォン向けアプリを中心としたゲーム開発を得意とするクリエイター集団。
 
評価が高い代表作に、酒場で仲間を集める仲間勧誘RPG『あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね』や、ガチャガチャで戦う王道RPG『奴は四天王の中で最も金持ち』、大ヒットADV『彼女は最後にそう言った』などが知られています。