『勇者死す。』予約情報！《PS Vita》移植版 終わりから始まるRPG 新キャラ・新シナリオ追加によりアプリ版の約2倍のボリュームに！

「自分の葬式を見てみたい」とか、「魔王を倒して本当に平和が訪れるのか」といったコンセプトを基に、ありそうで無かったゲーム体験が出来ちゃう『勇者死す。』。
 
ケータイアプリ版からのCS移植となりますが、新キャラ・新シナリオ追加で、ゲームボリュームはアプリ版の約2倍に！
クオリティアップやフルボイス化等、様々な進化を遂げたVita移植版『勇者死す。』。
 
勇者（プレイヤーの分身）の死後、執り行われる「自分」の葬式を体験するということですが、何故かというと「勇者は、5日が経過すると死んでしまう」のです。
そして、これを避ける方法は無いのです。

 
葬式云々は、何だかちょっと悪趣味な気もしますが、魔王を倒した後の世界については、「ファンタジーRPG系物語の王道、その後」という感じで興味が湧きます。
 
物語は、「こうして悪党は倒されました。めでたし、めでたし」で終わるけれど、実際のその後ってどうなってるんでしょう。
 
魔王に従っていた配下の魔物たちの存在はどの様になり、居るとしたら何処なのでしょうか。
 
魔王討伐という、大いなる目的の為に手を取り合った人間とその他の種族のその後の関係は、友好的共存となっているのでしょうか。
 
世界の脅威となっていた魔王の軍勢によって攻撃され、滅ぼされてしまった町の復興について、金銭的なものも含めて、誰が担うのか。
 
ファンタジーな世界にリアルっぽい疑問を持ち込むと、夢も希望も無くなってしまいそうですが、ふとした時に脳裏をかすめるような疑問に、もしかしたら『勇者死す。』は、ひとつの答えを提示してくれるのかもしれません。

2007年～2012年に、ケータイアプリとして配信されたマルチシナリオ型RPG。
 
「限られた時間で物語を進める」といった基本ルールのもと、さまざまな独創的なシステムで、ロングヒットを記録。
 
『俺の屍を越えてゆけ』などで知られるゲームデザイナー・桝田省治氏による“濃いシナリオとシステム”による強烈な独自の世界観は、他の追随を許さないほどのインパクトで迫ってきます。

グラフィックのリファイン
 

全ヒロインの新シナリオ＆新規ヒロイン2名追加
桝田省治氏書きおろしの追加シナリオによって、なんと！ケータイアプリ版の約2倍の大ボリュームに！
より複雑な分岐の発生や、新しい遊びの選択肢を楽しもう！
 

より多彩で美しい音色で楽しめる音楽と新規楽曲の追加
原作版よりも多彩で美しい音による楽曲がVitaで楽しめるから、さらに物語が盛り上がりそう。
伊藤賢治氏による新規BGMも追加。
 

メインキャラにボイス追加
豪華声優陣によるボイスで、主要な各キャラクターの個性がより魅力的に！
 

• 勇者 CV:代永翼さん
• 天使ユリア CV:今井麻美さん
• フローラ CV:村川梨衣さん
• 魔王ギール CV:最上嗣生さん

 
物語は主人公である勇者が魔王を倒すところから始まり、互いに刺し違えることで戦いに決着がつきます。
 
一度は命を落としたものの、神様の計らいで5日間だけ命をもらって復活を遂げた主人公。
 
自分が救った世界を見て周るのですが、魔王亡き今平穏が訪れるはずの世界は、だがしかし、善悪では簡単に割り切れない様々な問題に直面しているのでした。
 
未だ混乱の渦中にある世界で、限られた5日間の時間を生きる主人公は、何を見、何を成していくのでしょう。

さらに、勇者の力は魔王を倒したときを頂点として、寿命が減るにつれ弱体化し、ついには雑魚モンスターにも仲間の手助け無しには戦えないほどに。
 
そんな彼を、世界はどのように迎え入れるのでしょう。
 
約束の5日間が過ぎ、避けられぬ「死」が訪れたとき、どのような葬式が行われ、人々は勇者にどのような言葉を捧げるのでしょうか。
 
これはRPGのその後の物語のひとつ。