『シュタインズ・ゲート ゼロ』OPムービー、システム、ストーリーの詳細公開！《PS4/PS3/Vita》スマートフォンの使い方で変わる未来

β世界線の2010年11月、彼女を救えなかった物語が綴られる『シュタインズ・ゲート ゼロ』。
 
紅莉栖（くりす）の救出を諦め、日常生活に戻るも、超えてきた世界線の出来事などのフラッシュバックに苦しむ主人公・岡部倫太郎。
 
この世界線の前提条件が、救えなかったという悔恨の嵐が心に吹き荒れ、虚無になりそうな状況とはいえ、暗い、これでもかというほど暗い。

 
が、しかし！『シュタインズ・ゲート ゼロ』には新たな出会いが!!
 
岡部は、「鳳凰院凶真」も封印した日々のなか、紅莉栖の大学のチームメイトの教授と研究員から、人間の記憶をコンピュータに保存し、それを活用するシステム「Amadeuse（アマデウス）」と、それに紅莉栖の記憶がインストールされていることを知らされるのでした。

 
そしてテスターとして協力を頼まれ、紅莉栖の「記憶」との邂逅 をはたします。
が、彼女には岡部と過ごした記憶はありません。

 
ゼロからのスタートですね。でも、会えただけいいのかも、画面の向こうだけど。
 
ということで、前作の“ガラケー”（フィーチャー・フォン）使いから、スマートフォン使いへとジョブチェンジした岡部は、スマホにインストールされた専用アプリを通じて彼女との対話を重ねていきます。
 
縮まる距離、高まる想い。
それとは裏腹に、甘え依存していく自身に苦悩する岡部。

 
苦悩するあたり、「ダメンズ（駄目な男）」まっしぐらとならないようでいいのですが、なんだかやっぱり辛そう。
 
そして、『シュタインズ・ゲート ゼロ』の物語は、このスマートフォンの使い方で未来が変わっていくのだそうです。
もう少し丁寧に言うと、「インストールされているアプリケーションの使い方」で、ということだとか。
 
牧瀬紅莉栖の記憶を持つAI「Amadeus（アマデウス）」からの発着信（コミュニケーション）も、物語に大きく関わってくるのはもちろんのこと、「RINEトリガー」といって、ダルが開発したメッセンジャーアプリ「RINE」でのラボメンたちとの会話が、物語を左右するとか。
 
…どこかで聞いたことのあるアプリ名？んー、そうかも。
でも、「RINE」での会話や連絡が未来を左右するって、分岐点が見えないだけで、なんだか現実でもありそうです。
 
その絶妙なリアルっぽさも「シュタゲ」シリーズの魅力のひとつですよね。
 
また、『シュタインズ・ゲート ゼロ』の物語の時期は、年末年始にかかっているので、彼を励ますように、クリスマスや新年には、サンタコスや巫女装束に身を包んだ女性キャラたちも登場する華やかで賑やかな未来ガジェット研究所も！

 
さらに、未来で鈴羽の母親となる“阿万音由季”と父親の“ダル”、ふたりの娘である“鈴羽”のストーリーにも注目ですって。
 
しかし！ラボメンとその仲間たちで賑わい、平和な時間が続くかと思えたその只中に、正体不明の襲撃者がっ！
銃火器で武装した謎の集団に襲撃されるラボ。

 
電話レンジ（仮）の存在がないこの世界線で、SERN（※）に追われるはずも無いのに何故!?
※SERN：素粒子学研究所（欧州原子核研究機構）
実在する欧州原子核研究機構（CERN）をモデルとしているそうです。
 
様々な謎と想いが交錯する『シュタインズ・ゲート ゼロ』。
救われなかった「彼女」は、果たしてどうなったのでしょうか。