『妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ』《3DS》ケータとイナホの2人の主人公を操作し、USAと日本を行き来しながら大冒険！

探索する世界が日本とUSAに広がり、主人公も交互にふたりを操作、そしてバトルも「タクティクスメダルボード」と新システムになった新作。

バージョン名を聞いた瞬間に、「え？次は“スキヤキバージョン”がでるの？」と思った人、手を挙げて～。はーい、はい、はい。

わかり易いんだか、わかり難いのか、わからないバージョン名ですが、今のところ、次のバージョンの話は出てきてないようです。

『バスターズ』のように、無料大型アップデートが配信されるので、永く遊べるソフトを目指しているのかも。

ひとつのソフトでたっぷり遊べるのはいいですよね。

気になるバージョンの違いは、仲間にできるキャラが、バージョンごとに一部違ったり、それぞれに新レジェンドキャラが登場するところ。

両方を持っていると、連動要素として、高級料亭「妖楽」が出現したり、ガチャがひけたり、なんだか嬉しいお得要素ありですよ。

もちろん、キャラの交換が可能なので、家族や友達で違うバージョンを購入して、お互いに交換するのも楽しそう。

連動といえば、シリーズ作を持っていると、限定キャラが手に入るので、持っている方はお忘れなく！

第1作目は対象外なので、そこがちょっと残念なところ。

主人公のひとり、ケータくんとジバニャンは、日本からUSA（ユーエスエー）に舞台をうつし、新しい環境、新しい友達となんだかトムソーヤっぽい冒険をしたり、不思議な現象「ミステリー」や鬼時間にあたるゾンビナイトから脱出したりと、目新しいことがいっぱい。

もうひとりの主人公、イナホちゃんとUSAピョンは、日本で大活躍。

イナホちゃんがちょっと個性的なので、そこにとまどう人がいるかも。（USAピョンもなんというか、ビミョーな感じ。※個人の感想です。）

個性バリバリの主人公を受け入れられるか、否かというのが、今作が合う合わないの重要ポイントかも。

ところで、“妖怪”は、日本での民間伝承なので、海外では“妖精”などがこれに当たるようですが、同じあやかし系でもなんだか随分、文字から伝わる印象がちがいます。

ちょっと脱線するけど、そうすると“砂かけばばあ”も妖精ってこと？うむ。深い、深すぎる。

そういえば、河童と狸が出演しているカード会社のCMロケを海外で行っていたら、現地の人たちが河童を見て、「その生き物は何？」とよく聞かれたとかなんとか。ええ～、外国には居ないの？キュウリが好物で、ちょっと恐ろしい生き物なんだけど、と思ったことを思い出したわ。（ややこしい）

主人公が交互にうつり変わったり、それに伴い探索する国も2カ国間で異なるので、そのシステムに慣れるまでちょっと気になるかな。

でも、ダジャレ満載のキャラ名で笑ったり、自分だけのネコ妖怪を作る“ニャンクリエイト”など、やり込み要素も盛りだくさんな上、更新型ゲーム（無料大型アップデート）で、じっくりながく遊べそうです。